拙著『これからの地域経営』の紹介
拙著に対する紹介文・コメントが、『地域開発』(日本地域開発センター)2005年7月号 Library に掲載されました。
内容は以下の通りです。
*******************************************************************
現在日本の地域を取り巻く環境は市町村合併、税源委譲、地方交付税・補助金削減の問題、地域における産業空洞化問題など常に変化する厳しい状況にさらされており、地域が自ら考え、行動していかなければならない時代に突入している。そのためには「経営」という視点からこれからの地域経営ーローカル・ガバナンスーのあり方を考えていく必要があると著者は説く。
本書では地域経営とはなにか、地域経営を推し進めていくにはどのようなツール、手法が必要なのかということが図表や実例を交えてわかり易く説明されている。今まで地域のあり方は行政の手法について述べられることが多かったが、本書はその地域に住む住民、団体、企業がネットワークを構築し、協働して地域経営を担うためのノウハウが詰まっている。これからの地域づくりは当事者である人々が能動的に行っていくことが必要不可欠であり、そのための手引きとなるとともに、支援者としての行政のあり方についても考えさせられる一冊である。
*******************************************************************
地域経営を考えるきっかけになっていただければと思います。
| 固定リンク
「地域経営」カテゴリの記事
- 学会論文の中で私の地域経営論(2022.09.14)
- 「まちづくり」と「地域経営」(2018.05.19)
- 地域経営学として評価されました(2018.05.13)
- 持続的発展を目指す「まち」のつくり方 (その1)(2018.04.03)
- 経営する機能の向上にはどうすればいいのか(2018.02.02)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント