地域経営とスポーツ文化の可能性
「地域経営とスポーツ文化の可能性-スポーツによる地域の発展を考える-」ということについて講演する機会がありました(第29回 みんなのスポーツ全国研究大会 とやま大会、2008.11.15)。
このなかで、「地域はガバナンスの時代であるが、多様な主体が地域のために活動するとともに地域としてマネジメントしていくという、地域の経営ということが大事であること」、「企業などの組織体においては、現状分析に基づく経営戦略を立てることやマーケティングは創造的適応活動であることや顧客が何に価値を求めているかを常に問いかけることなどが経営のポイントであること」、「地域経営の成否に影響を与えるソーシャル・キャピタルは、付き合い・交流、社会参加、信頼の三つが要素であり、この育成・発展には、スポーツ文化に期待するところが大きいこと」、「今後の発展には、多様な主体活動すること、多様な主体が地域の経営目標に向かって協働活動すること、これらに関してリーダーシップをもって地域を経営することが大事であること」、「皆さんの活躍によって、ソーシャル・キャピタルを含む地域の経済・文化・社会などが、健全に、内発的な発展をしていくことを願っていること」などを話しました。
少しでも、地域の経営という観点で、地域が発展していけばと期待しているところです。
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