これからの地域経営と福祉の役割
このたび、「これからの地域経営と福祉の役割」という演題で講演する機会を得ました(第4回高岡市社会福祉大会)。
地域の将来が不安と感じている人が多いという地域において、
ガバメント、ガバナンスではなく地域の経営(マネジメント)が求められていること、
地域の経営においては多様な地域経営主体が参加する地域の経営主体が求められるがイギリスの地域経営戦略パートナーシップにその例があること、
地域の経営戦略としては内発的発展・維持可能な発展・地域コストの低減が重要だということ、
地域の経営においては、ソーシャルキャピタル・教育などの地域の経営の基盤が重要であること
などを説明しました。
そして、
福祉においては施設福祉ではなく地域における福祉ということが大事であるということ、
地域の経営においては、社会福祉・地域福祉など福祉分野の充実が地域の力の向上につながること、
福祉分野は雇用者数の増・ソーシャルキャピタルの充実・地域内連関性の向上などにつながることが期待されること
など福祉分野の地域の経営における役割に触れました。
いずれにしても、地域においては福祉など様々な活動を継続的に実施していくという、地域の経営の循環がおこなれる中で発展していくことが必要であり、福祉の役割が重要であることなどについて話しをしました。
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