これからの地域経営と地域組織の活動
これからは、人口減少、高齢化、単身世帯の増加など、地域社会が大きく変っていくことが予想されます。
一方、多額の借金を抱えて財政再建が求められている政府・行政サイドにおいては期待はできません。
このため、地域の課題に対して、地域経営という発想で対応していくことが必要です。
地域経営においては、協働、地域活性化、企業経営的発想、地域をマネジメントしていくこと、がポイントです。
具体的には、地域経営においては、マネジメント、マーケティングが大事です。
そして、マネジメントは単に儲けることやリストラすることではなく、組織の在り方を考えて活性化させ、資源の統合調整を図り、成果を上げていくことです。
また、マーケティングは、単に販売促進や市場調査をすることではなく、顧客のニーズを把握しそれに対応する活動です。
地区社協、地域自治会、NPO など地域の組織においては、このマネジメント、マーケティングの発想によって、活動を活性化させていくことが求められているといえます。
地域が元気になっていくためには、地域組織など地域経営主体が、活発に活動し、協働していくことによって、地域が発展していくことが必要です。
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