市場環境の変化にどう対応するか。
【データによる現状把握】
売上の低迷や低下などの状況が現れた場合、データによる現状把握・分析の実施です。
企業の健康診断です。データによる現状把握としては、売り上げの詳細分析、ABC分析、部門別損益分析、生産性分析、効率性分析などを行います。
それによって、どの部門がどれだけ良くないかを把握します。
企業における問題点、課題とその因果関係について、検討します。
そののち経営改善、経営革新の戦略、計画を検討します。
【経営革新の推進】
まずは、経営の改善を進めます。
経営を改善するというだけではうまくいかないようであれば、経営革新に取り組みます。
経営革新の方策としては、「新しい商品の開発又は生産」「新しいサービスの開発又は提供」「商品の新たな生産又は販売方式の導入」「サービスの新たな提供の方式の導入その他の新たな事業活動」があります。
ともかく、当該企業にとっては、新たな取り組みということを進めます。他の企業がやっていることであっても、当該企業にとって新しいことにチャレンジすることが経営革新につながります。
当該企業の人、技術、ノウハウなどの経営資源を使って、新たな道を切り開くための挑戦です。
何もしないでいれば、市場環境の変化に対応できず茹でカエル状態になっていき、気が付いたときは取り返しがつかないという状態になります。
売上が低迷している企業においては、経営革新にどれだけ本気で取り組むかです。
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