雑感

2017/10/31

拙著の正誤表

拙著
海野進『経営課題の解決に向けたフレームワーク活用 ―地域中小企業、非営利的組織の持続的発展のヒント―』(三恵社)において、誤りがありました。お詫びして訂正いたします。

正誤表は以下のところにあります。よろしくお願いいたします。
「正誤表」


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2017/04/15

サラリーマン生活の中で5冊の本を出版する方法


私はこのたび、5冊目の本を出しました。サラーマン生活の中で蓄えてきた、考え、調査研究、論考、などについてをまとめて、著書にしました。

これらを推進できた源泉として、強いて3つ挙げるとしたら、

➢知的生産の手法・方法の活用、応用

➢新しい知見、ノウハウを見出し、社会の役に立ちたい

➢様々な疑問、課題を解決したい

この3点です。

このほかにも多様な観点から、私の知的生産などについて、考え、まとめることができます。

例えば、こざね法、KJ法、図解思考法、知的生産の技術研究会、与えられた仕事の関連分野への知的探求心、学会への加入、投稿への挑戦、などいろいろ挙げることができます。私なりの知恵、工夫があります。
知的生産を目指しておられる方の参考になればとも思っています。


これらについて、お話しする機会、発表する機会などがあれば、対応したいと思っています。


私の著書等の一覧は、次のところをご覧ください。
海野 進 ☆著書・論文等


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2015/06/08

地域経営フォーラムが行われます。

日本青年会議所のサマーコンファレンスにおいて、地域経営フォーラムが行われます。


地域経営フォーラム

開催日時 2015/07/18 15 : 20 ~  16 : 50
開催場所 パシフィコ横浜会議センター303+304  

 

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2015/05/17

新聞で紹介


海野進著『人口減少時代の地域経営ーみんなで進める「地域の経営学」実践講座』(同友館)が北日本新聞(2015年5月16日付け)文化欄で紹介いただきました。

地域社会に経営の発想を取り込むことによる地域活性化についてコメントいただきました。

Photo


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2015/01/03

Facebookの「いいね!」にかかる体験的マーケティング効果分析

                中小企業診断士 海野 進(C)

Facebookをやっていると、「いいね!」をクリックされると嬉しくなりますが、そのマーケティング効果はどの程度高いのかを検証してみました。

「Facebookにおける記事の広告」
具体的には、私が出版した本-海野進著『人口減少時代の地域経営-みんなで進める「地域の経営学」実践講座』(同友館、2014年3月)の売り上げ拡大を目指して、Facebookの「いいね!」を増やすためにFacebookのサービスの一つである広告キャンペーンを活用してみました。
広告の対象にしたのは、「Facebook地域経営研究所」ページにおける、拙著が雑誌「地域開発」(日本地域開発センター)2014年12月号(12月1日発行)の書評に掲載されたことに関する記事です。

期間は、2014年12月5日 9:18 から 2014年12月6日 9:18 までの1日です。広告対象の設定については、日本国、18歳から65歳まで、性別のすべて、趣味・関心については「地域活性化、地方自治、マネジメント、マーケティング、地域を元気に」としました。
これによって、広告がスタートしました。

その結果は、広告が配信された人数(リーチ)は、6,652でした。発生したアクションの数(ページの「いいね!」)は 345でした。かかった経費は9,106円です。

広告配信先の人数は大変多く、Facebookの資産としての加入者の大きさを実感しました。広告の対象として活用するに値するものであると感じました。「いいね!」クリック率((「いいね!」クリック数)÷広告配信総数)は 5.2%でした。
広告の結果、クリック数も多く、著書『人口減少時代の地域経営-みんなで進める「地域の経営学」実践講座』(同友館)の周知に関しては成果があったものと言えます。
次に、対象の著書の売り上げについてAmazonでの売り上げをみると、その期間は売れていないようです。他のサイトや店売り等は不明です。

つまり、Facebookで広告をした2014年12月5日 9:18 から 2014年12月6日 9:18の間に、6,652人にリーチ=広告され、「いいね!」を345クリックされましたが、対象となった著書はAmazonでは売れていませんでした。私が期待したような結果は得られませんでした。
これは、Facebookの「いいね!」は単に共感を示すものであり、「いいね!」の気楽さ・気安さにあるのではないでしょうか。

また、商品を売る場合の重要な消費行動仮説であるAIDMA理論は、Attention(認知)、Interest(興味)、Desire(欲求)、Memory(記憶)、Action(行動)で構成されますが、今回においては、Facebookの記事の広告によって、6,652人に広告されたのであり、これらの人たちはAttention(認知)したといえます。そして「いいね!」をクリックした345人は、Interest(興味)を持ったということです 。しかしそれは、この短期間においては、Amazonでの購入に関しては、Action(行動)に結びついていません。
このInterest(興味)からAction(行動)に繋げるものが、その対象物に顧客にとっての必要な内容があり価値等を見出すことが必要であり、また内容・価値等が見出したとしてもそれを入手するためにかかる経費の総額が考慮されます。この顧客価値が顧客に認識されるかどうかが重要であるということを改めて認識されました。
 
「Facebookページの広告」
これに合わせて、「Facebook地域経営研究所」ページについても、Facebookの広告マネージャーに基づき広告を掲載しました。
広告対象設定については、日本国、18歳から65歳まで、性別のすべて、趣味・関心については「地域経営、地域活性化、地方自治、地方創生、マネジメント、マーケティング」としました。広告期間は2014年12月5日11:56から10日11:56までの5日間です。その結果は、1,933人に配信(リーチ)され、Facebookページへの「いいね!」は73 得ました。かかった経費は、5,425円でした。

「Facebook地域経営研究所」ページの「いいね!」クリック率((「いいね!」クリック数)÷広告配信総数)は 3.8%でした。書評の記事ページのクリック率よりも低くなりました。またこの広告期間中(5日間)のAmazonでの著書の売り上げはなかったようでした。

「効果の検討」
今回の拙著に関する広告の実践という体験的マーケティングの結果、広告数は相当数行われているものの、売り上げ実績 という明確な直接的な成果にまでは結びついているとは言いがたい状況でした。
これは先に指摘した、Facebookの「いいね!」は共感的な気楽なクリックであることと、Facebookの反応率の低さが関係していると推測されます。つまり、ある調査によると、Facebookにおける行動に関しては、ソーシャルメディアの情報接触後の行動を見ると、Twitterやmixiよりも反応が低くなっています(トライパルメディアハウス『ソーシャルメディア白書 2012』)。具体的には、Facebookユーザーは情報接触後の行動として、「特になにもしていない」が60.8%であり、「商品やサービスを購入したことがある」は4.8%となっています。つまり、Facebookはもともと他のソーシャルメディから見ると若干反応率が低く、「いいね!」も共感的な気楽なクリックであり、Desire(欲求)的なクリックではなくAttention(認知)的またはInterest(興味)的なクリックであると推測されます。
 このため、Facebookの「いいね!」のマーケティング効果については、直接的な効果というより、共感的な興味関心を持ってもらうということに意義があるといえます。共感的な空間のなかで、企業や商品群のブランディングに向けた息の長いマーケティング活動として取り組んでいくことが考えられます。
ともかくFacebookの「いいね!」のマーケティング効果の確認と活用に関しては、まず、Interest(興味)からAction(行動)に結びつける効果については、様々な商品等について調査を行い、より効果的な方法は何かを調査研究して、今後のFacebookの効果的なマーケティング活用方法を探っていくことが、ソーシャルメディアの発達した生活者市場におけるマーケティングアプローチとして重要と考えられます。

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2014/12/03

『地域開発』(日本地域開発センター)2014年12月号「書評」

海野進『人口減少時代の地域経営-みんなで進める「地域の経営学」実践講座』同友館
が雑誌『地域開発』(日本地域開発センター)2014年12月号「書評」に取り上げていただきました。評者は長瀬光市 慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科特任教授です。

この書評において、「地域の多様な主体による地域経営の在り方、地域の活性化について注目すべき本」、「活性化事例をマーケティング、マネジメントの視点から読者にわかりやすく実践のためのヒントを示唆している」、「地域と自治体の持続性の挑戦に向け、行政・実務者・住民等の皆さんに読んでいただきたい一冊である」などとコメントいただきました。

雑誌等の紹介等(書評等)の状況

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2014/09/19

海野 進 著 『人口減少時代の地域経営-みんなで進める「地域の経営学」実践講座』(同友館)の雑誌等の紹介等

海野 進 著 『人口減少時代の地域経営-みんなで進める「地域の経営学」実践講座』(同友館)の雑誌等の紹介等の状況をまとめてみました。

ご覧いただければ幸いです。

雑誌等の紹介等の状況

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2013/02/06

「地域経営」の動き

 最近のことですが、このblog地域経営研究所において、2月1日からアクセス件数が急に増加しています。2月1日(金) 230件、2月2日(土) 165件、2月3日(日) 174件、2月4日(月) 213件、2月5日 149件です。原因はよくわかりません。
 blog地域経営研究所の過去4か月の曜日別のアクセス状況は、日:14.2%、月:18.8%、火:15.3%、水:10.8%、木:10.2%、金:17.0%、土:13.6%という状況です。勤務先や学校関係なのか、金曜日に高くて土日で少し下がって月曜日に上がるという傾向です。今回のblog「地域経営」研究所へのアクセス状況も同様な動きのようです。
 blog地域経営研究所のアクセス解析によると、1月30日から2月5日までの検索キーワードは、「地域経営」:47.4%、「地域経営とは」:34.3%でした。過去4か月は「地域経営」:32.2%、「地域経営とは」22.2%でしたので、地域経営の検索割合が上昇しており、地域経営についての関心が特に高まっているようです。
 これについてweb全体の傾向をみてみると、グーグル・トレンドで「地域経営」の人気度の傾向は2004年から長期的に緩やかな低下傾向がみられましたが、2013年2月に急上昇の兆しです。
 「地域経営」への関心がどれだけ続くかわかりませんが、地域のあり方、地域を経営することについて関心が広がっていくことを期待しています。
 ともかく、厳しい社会経済情勢のなか地域経営に関心が高まり、地域において自立的かつ自律的な経営が行われ、内発的な発展を目指して活動・実践が広がっていってほしいと思っています。
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2009/12/26

拙著『地域を経営する』(同友館)の書評

 日本地域開発センター 『地域開発』2010年1月号 Library で、海野進 著『地域を経営する-ガバメント、ガバナンスからマネジメントへ』(同友館)が紹介されました。
  「地域社会を誰が、どういう形で担えばよいのかというテーマを、本書は「経営」という観点から述べている」。「そして地域経営においては「顧客満足」という視点から「マーケティング」を行うことが不可欠だとする」。また、「「マイナス・マーケティング」は「今後、注目される分野である」などと紹介とされています。

 以前にも紹介しましたが、地元学の提唱などを行っておられる京都大学名誉教授池上惇先生のブログでも書評いただきました。
 その中で、
・地域経営主体の多様性を実証的、理論的に解明して、今後の経営のありかたを考える上での共通の基盤を解明していること。
・「地域経営」を「ガバナンス=調整型」から明確な戦略を持つ「地域経営マネジメント」として把握していること。
・このマネジメントは、多様な主体が目標や合意を形成し「多元的ネットワーク」を通じて「顧客としての住民」に対して「準公共サービスを供給する過程」として把握されていること。
などを指摘いただき、
「本書は、激しく変化する社会経済状況の中で、地域経営の新たなシステムを設計し、その実現の手法にまで立ち入って、総合的な地域経営論を展開した。この領域における画期をなす業績である。」と評価いただきました。

書評 ありがとうございます。


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2008/04/24

『これからの地域経営』の活用されている例

海野進『これからの地域経営』(同友館、2004年)を出版して日がたちましたが、この本の活用状況を調べてみようと、インターネットで検索してみました。

インターネットで判る範囲では、大学等において教科書・参考書等で活用されている例は、次のとおりでした。
まだ、参考文献等として挙げられていました。うれしい限りです。

今後、もう少し、考えを深めて、いきたいと考えています。


岡山大学社会文化科学研究科組織経営専攻 公経営論
http://www.e.okayama-u.ac.jp/about/mba/intro/pdf/2006_second_syllabus.pdf

法政大学大学院政策科学研究科政策科学専攻 地域政策研究演習4
http://www.hosei.jp/gs/kenkyu/seisakukagaku/seisaku/img/pdf/shosai.pdf

法政大学大学院政策創造研究科 地域イノベーション論
http://www.hosei.ac.jp/gs/cms/93/93-0-0..pdf

岡山県立大学 社会文化科学研究科博士前期課程 公経営論
http://cfd.cc.okayama-u.ac.jp/cgi-bin/db.cgi?page=DBRecord&did=301&qid=2621&vid=30&rid=309&rev=1&fvid=38

県立広島大学 経営情報学部 地域経営論
http://www.pu-hiroshima.ac.jp/02_faculty/catalog/b-01-042.pdf


<参考>
海野進「地域を「経営」する-ローカルマネジメント-」(日本構想学会「構想」2005Vol4 1-8)の引用例

国土審議会 計画部会 自立地域社会専門委員会 第6回(2006/3/6)参考資料 資料2-2 p.8
http://www.mlit.go.jp/singikai/kokudosin/keikaku/jiritsu/6/shiryou2-2.pdf

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より以前の記事一覧